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EPO審査ガイドライン改訂について

 EPCの改訂された審査ガイドラインが、2014年11月1日に発効しました。主な改訂内容は以下の通りです。
(1) 親出願が係属している限り出願を分割できるとする、規則36の改正が反映されました(パートC第III章3.2)。
(2) PCT経由の欧州特許出願(Euro-PCT出願)が発明の単一性を欠くと判断された場合に追加の調査手数料支払いにより追加調査が行なわれるとする、規則164の改正が反映されました(パートB第VII章2.3他)。
(3) 補正の要件について、出願当初に開示された事項を評価する際の注意点が追記されました(パートH第IV章2.3および3.2.1)。
(4) クレームされた発明が再現性を欠く場合における、記載要件と進歩性の要件との関係に関する記述が追加されました(パートF第III章12)。

[情報元]EPOのHP情報
[参考]日本貿易振興機構(JETRO) 欧州知的財産ニュース
[担当]深見特許事務所 村野 淳