広東省企業向けセミナーに参画しました。

  2018年9月19日(水)、深圳市科興科技園において、広東省知識産権局および広州嘉権専利商標事務所有限公司(Jiaquan IP Law)による共催セミナー(テーマ:日本、米国及び欧州における知的財産制度)が開催されました。このセミナーは、中国企業の方々に海外出願への意欲を高めて頂くことを目的としています。
 
  当所化学バイオ部副部長の長野篤史弁理士が「日本国特許制度の戦略的な利用」との題目で、日本の特許情勢の最新状況とともに、グローバルに強く安定した特許権を獲得するための制度利用について講演するとともに、当所機械第1部兼意匠部の小田晃寛弁理士が「デザイン経営と日本意匠制度の戦略的利用」との題目で、意匠権を取得することの重要性と、広く強い意匠権を獲得するための方策について講演しました。
 
  当セミナーでは、当所の弁理士のほか、米国 Sughrue Mion, PLLCのHui Chen Wauters 弁護士による講演、並びにドイツ RGTH Richter • Gerbaulet • Thielemann • Hofmann Patentanwälte PartGmbBのThorsten Last弁理士による講演も行われました。各講演について活発な質疑応答があり、海外での知的財産権保護に対する強い興味が窺われました。

 受講者からの質問に回答する長野弁理士

 

「デザイン経営と日本意匠制度の戦略的利用」について講演する小田弁理士