外国知財情報レポート

外国知財情報レポートアーカイブ

外国知財情報レポート 2021-12月発行

[内容]

1.(米国)一審の判決理由すべてに対処しなかった控訴は無意味として却下されたCAFC判決紹介
2.(米国)米国特許法第101条に規定する特許適格性に関する新たなCAFC判決の紹介
3.(欧州)ビデオ会議による口頭審理に関する欧州特許庁拡大審判部の決定
4.(商標・韓国)Instagram, 自社の略称と類似する‘INSTA MODEL’に対する商標権無効訴訟にて勝訴(特許法院 2020ホ4464 判決)

外国知財情報レポート 2021-11月発行

[内容]

1.(米国)特許表示と損害賠償に関するCAFC判決紹介
2.(米国)デュープロセス等に基づく、PTABによる特許権者の権利侵害を認めた米国CAFC判決
3.(米国)コンテンツベースの識別子特許の特許適格性に関する米国CAFC判決
4.(米国)テキサス州西部地区連邦地裁Albright判事による裁判地移送申立の却下決定がCAFCによって覆され、移送を命じる職務執行命令が発せられた事例
5.(米国)準備書面における矛盾する主張により非侵害と判断されたCAFC判決紹介
6.(韓国)最近の韓国特許法等の改正について

外国知財情報レポート 2021-10月発行

[内容]

1.(商標・米国)      第三者によるアンティーク時計のリメイク販売において商標権侵害が否定された事例(Hamilton Int’l Ltd. v. Vortic, LLC)
2.(意匠・韓国)      韓国の部分デザインの現況 - 過去10年間で出願件数が約3倍に
3.(米国)   意図された用途に関するプリアンブルの文言は限定であるとしたCAFC判決紹介

外国知財情報レポート 2021-9月発行

[内容]

1.(欧州)UPC協定承認法に対する憲法不服申立を却下したドイツ連邦憲法裁判所決定の紹介
2.(韓国)一事不再理に関する韓国大法院判決
3.(米国)譲渡人禁反言の制限を認めた米国最高裁判決
4.(欧州) UPC開始の予想されるスケジュールについて
5.(欧州) ダブルパテントに関して付託された質問に対するEPO拡大審判部の審決紹介
6.(米国) 内部証拠と矛盾する外部証拠に依拠したクレーム解釈は誤りとしたCAFCの判決紹介
7.(韓国・意匠) デジタル技術で具現される画像デザイン保護のためのデザイン保護法の改正

外国知財情報レポート 2021-8月発行

[内容]

1.(米国) 「審査経過および他の訴訟事件での放棄(disclaimer)がクレーム解釈に影響した事件」に関するCAFC判決紹介
2.(欧州) 「公然実施による先行技術と進歩性」に関するEPO審決紹介
3.(韓国) PBPクレームの解釈基準を一元化した韓国大法院判決
4.(韓国) 選択発明の進歩性判断基準に関する韓国大法院判決
5.(韓国) 用途発明の特許侵害判断基準に関するソウル中央地方法院の決定
6.(商標・欧州連合) EU域外にのみ所在する宿泊施設の商標について、域内の真正な使用が認められた事例
7.(意匠・商標・英国) ブランドの保護 - 商標、意匠、又はその両方か

外国知財情報レポート 2021-7月発行

[内容]

1.(中国) 中国第4次改正専利法の施行に係る審査業務の経過措置
2.(米国) 「内部証拠が外部証拠に勝る」としたCAFC判決紹介
3.(韓国) 「侵害訴訟の弁論終結後に訂正が確定した場合の属否判断の基準クレーム」に関する韓国大法院判決紹介
4.(意匠・欧州)LEGOの勝利 ― 技術的機能を有する意匠に希望か
5.(商標・欧州)反復出願に対する取消決定

外国知財情報レポート 2021-6月発行

[内容]

1.(中国) 第4次改正専利法の経過措置
2.(米国) 「雇用契約と特許権の帰属」に関する第1巡回区控訴裁判所判決紹介
3.(米国) 文言非侵害、均等非侵害を認めた地裁の略式判決を差し戻したCAFC判決
4.(韓国) 特許権均等侵害の成立可否に関する韓国大法院判決
5.(米国)CAFCは、ターゲット広告は未だ特許適格性を欠く主題であると判断しました。

外国知財情報レポート 2021-5月発行

[内容]

1.(米国)CAFCは、特許審判部によるIPR開始拒否の決定に対して職務執行命令の裁判管轄を有すると判断しました。
2.(商標・米国) 商標権侵害に関する裁判例(Dennis Perry v. H.J. Heinz Co. Brands, L.L.C.)
3.(意匠・中国) ダイソンドライヤーの意匠無効審判事件から見る製品の保護における意匠権の重要性
4.(米国) CAFCは、テキサス州西部地区連邦地方裁判所による移送申立の却下決定について、地方裁判所による裁量権の濫用はないとして支持しました。
5.(韓国) 選択発明である本事件訂正発明の進歩性が否定され、その登録が取消されるべきであると認定した事例
6.(韓国) 特許権利範囲を定める基準を再確認した韓国大法院判決
7.(中国) 懲罰的賠償に関する最高人民法院解釈
8.(商標/著作権・米国) 予想される新法の影響
9.(米国) 「自明性拒絶引例としての適格性」に関するCAFC判決紹介

外国知財情報レポート 2021-4月発行

[内容]

1.(欧州)   EPO審査ガイドラインの改訂

2.(米国)   CAFCは、ウェブサイトを閲覧して文献を見つけることができればそれは公衆が利用可能であると判断しました。またCAFCは、PTABが特定の拒絶理由を事前に通知することなく職権でクレームを無効にできないと判示しました。

3.(米国)   権利化手続中になされた矛盾する陳述は不明確さにつながる

4.(欧州)優先権の移転に関するEPO審判部審決

5.(英国・商標)“赤い丸印”を有するフライパンは商業的出所(commercial origin)を示すか

6.(中国・商標)類似群が異なる商品間に類似性が認められるとして無効とされた事例

7.(米国)   CAFC は、「モジュール」というクレームの要素をサポートするためには対応する構造が必要であると判示しました。

8.(米国)   CAFC は、投資の完全な回収は衡平法上の中用権の妨げにはならないと判示しました。

外国知財情報レポート 2021-3月発行

[内容]

1.(米国)CAFCは、特許権者が地裁での非侵害の判決に対して上訴しないと判断した後は、IPRの請求は訴訟性を失うと判断した

2.(米国)CAFCは、オブジェクト指向シミュレーションに向けられた特許クレームは、米国特許庁101条の下で特許適格性を有さない主題であるという地裁の判断を肯定した

3.(韓国)韓国におけるパラメータ発明関連等特許審査基準の改訂について

4.(商標・米国)クッキーのデザインが機能的であるとしてトレードドレスによる保護が認められなかった事例

5.(欧州)統一特許裁判所協定(UPCA)のドイツの批准は保留

6.(米国)KSR判決を踏まえて、PTABによる非自明性の決定を覆したCAFC判決

7.(米国)弁護士費用に関するCAFC判決

                      (Munchkin, Inc. v. Luv n’ Care, Ltd., No. 19-1454 (Fed. Cir. 2020))

8.(米国) CAFCは、クラウドストレージの3件の特許クレームについて、不明瞭なため無効であるかまたは非侵害であると判断した

9.(米国) 特許ライセンス契約は将来世代のワイヤレスネットワークにも適用される