外国知財情報レポート 2017-秋号
[内容]
1.(米国) PTAB は、申立人の主張を全面的に採用することができる
2.(米国) 開示された構造はミーンズ・プラス・ファンクション限定の幅を狭める
3.(米国) CAFC は、“当業者であれば、コエンザイム Q10 を D-リモネン中に溶解させることが成功する
ということを、合理的に予測できる”という PTAB の見解を支持した
4.(欧州) 欧州の知財制度に関する最近の動向
5.(ドイツ)ドイツ連邦最高裁が強制実施権の仮処分を承認
6.(英国) 最高裁が均等論を認める判決を下す
7.(韓国) 用法・用量に特徴を有する第 2 医薬用途発明の進歩性を容認した韓国大法院の判決
8.(台湾) 「進歩性」に関する改訂特許審査基準が 2017 年 7 月 1 日より施行
9.(ブラジル)特許審査バックログ克服のための単純化審査手続の検討
10.(意匠・韓国)新規性喪失の例外適用の主張可能期間の 6 か月から 12 か月への延長について
11.(意匠、商標・台湾)デザイン特許(意匠登録)と商標登録との区別
外国知財情報レポート 2017-夏号
1.(米国)特許権者による販売は、販売場所もしくは制限にかかわらず特許権を消尽させるとした最高裁判決
2.(米国)特許侵害事件における懈怠抗弁を不可能とした最高裁判決
3.(米国)特許侵害訴訟にて米国企業が被告である場合の裁判地に関する限定法令を認めるとした最高裁判決
4.(米国)阻害要因を主張するためには、先行文献には発明を非難する記載、当該発明についての不信に関する記載、または当該発明に反対する記載がされていることを要する
5.(欧州)欧州単一特許・統一特許裁判制度に関する最近の動向
6.(欧州)欧州特許庁、専ら本質的に生物学的なプロセスによって得られた動植物を特許対象外とする規則改正を行なう
7.(ドイツ)ドイツ連邦最高裁が実施の形態の一般化について判決を下す
8.(中国)中国の四つの市で知財法廷の設立が承認(抄録)
9.(韓国) 韓国大法院、出願経過禁反言の原則を適用する際の考慮事項を判示
10.(台湾) 台湾特許法の改正-特許要件喪失の猶予期間を12ヶ月に緩和
11.(ブラジル) 庁内バックログ削減のためのoffices of reference制度導入
12.(意匠・台湾) 物品の一部分に係る意匠権侵害の損害賠償請求
13.(商標・欧州) アディダス3本ラインについての登録無効決定の維持審決
外国知財情報レポート 2017-春号
1.(米国)「完成品」を構成する「1つの部品」の海外への輸出行為は、米国特許法271条(f)(1)に違反しない
2.(米国)方法クレームの侵害は、未だすべてのステップの実行を必要とする
3.(米国)『視覚的に無視できる』は不明確ではない
4.(欧州)”undisclosed disclaimers”に関する質問が拡大審判部に付託される
5.(中国)新専利審査指南(抄録)
6.(韓国)改正特許法(2017年3月1日施行)の概要
7.(台湾)台湾特許法の改正-特許要件喪失の猶予期間を12ヶ月に緩和
8.(ブラジル)コンピュータプログラムを伴う特許出願の審査のための新ガイドライン
9.(意匠・韓国)デザイン保護法改正
10.(商標・韓国)「法定損害賠償」も商標を使ってこそ認定
外国知財情報レポート 2017-冬号
1.(米国)米国最高裁による意匠特許侵害の損害賠償額に関する判決
2.(米国)自明性判断における、先行文献が教示する事項を考量する際の柔軟性について
3.(米国)USPTOが最近の主題適格性の判決に基づく新しい審査官メモを発表
4.(欧州)欧州特許庁、本質的に生物学的なプロセスによって得られた動植物に係る特許出願の審査等を一時停止
5.(欧州)英国のUPC協定批准について
6.(欧州)拡大審判廷が部分優先の有効性を認める
7.(中国)中国知的財産権局が『専利審査指南修正案(意見募集稿)』を公表
8.(台湾)ソフトウェア保護のための審査基準からの助言
9.(インドネシア)インドネシア特許法改正
10.(ブラジル)意匠データベースが国際的サーチツールで利用可能に
11.(商標・韓国)韓国における商品形態に関する権利保護の強化