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当所出版物

【新刊】発明の容易想到性・進歩性の判断基準-事例研究- 

出版社 経済産業調査会
発行 2019年 2月 5日発行 A5判 680ページ
税込定価 6,372円(5,900円 + 税8%)
コード ISBN978-4-8065-3035-0

創立50周年 記念出版 -第2弾-
発明の容易想到性・進歩性の判断基準-事例研究- 
特許業務法人 深見特許事務所 編

進歩性、容易想到性は規範的要件であり、まずは審査官が判断するだけに、その判断が個別の審査官によって大きく崩れるようでは、産業界は混乱することとなるでしょう。そこで特許庁は進歩性に関する審査基準を作成・公表しています。また、裁判所は、判決において進歩性や容易想到性についての考えを明らかにし、個別の事件に評価・判断を示しています。
このように、特許庁の進歩性に関する審査基準と、裁判所の進歩性・容易想到性に関する判決を十分に理解し、その理解を前提に特許実務に反映することは極めて重要なことと言えます。著者の事務所では進歩性判例研究会を設置し、多くの事務所内の弁理士が参加し、進歩性に関わる特許庁の審査基準と、判決について検討を重ねて来ました。規範的要件としての進歩性・容易想到性について深く研究し、特許実務に的確に反映していくことがその目的であります。今回、そうした研究の成果を一冊の研究書として取りまとめ、出版することとなりました。
1~2章は、制度の歴史、経緯、他国の状況について、3章から11章までは53件の事件について、概要、特許庁の判断、裁判所の判断を考察し、読者の今後の実務に活かせるポイントが述べられています。特許実務に日々関わる専門家が、実務に関連して審査基準や判決を検討したところに意味を見出せればと考えています。

はじめに
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第1部 発明評価の歴史
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第1章 発明の容易想到性  その歴史
第2章 容易想到性の判断基準

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第2部 判決研究
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第3章 発明、先行技術の認定
第4章 技術分野の関連性
第5章 課題の共通性
第6章 作用・機能の共通性
第7章 引用発明の内容中の示唆
第8章 設計変更、単なる寄せ集め
第9章 格別な効果
第10章 阻害要因
第11章 化 学

まとめ